navira's diary

navira’s diary

ロシアンブルーと子供と時々旦那の徒然日記

中間反抗期の子供の「口答え」の真意 先ずは受け止めてあげよう

f:id:navira:20190826105800j:plain

 

うちの子は、まだ小1(6歳)なのですが、つい先日「産まなきゃよかったじゃん」って言われてしまったんです。。。

 

夏休みの宿題の中で、「つまらない」「面倒くさい」ヤツを先延ばししてなかなか進まず(全くやらないわけではないけど、この分では夏休み中に終わらない。。。)、気の進まない宿題を何とか楽しくやれないものかと、アレコレとモチベーションを上げたり、無理強いせずに彼のペースでできるようにしてきたのですが、もう1週間しかない!との焦りから、我慢してきた怒りをぶつけてしまった時のことです。。。

 

驚きと悲しみで、その後どう返したらよいのか、どう接していけばいいのか?

強烈な「言葉」に、戸惑ってしまうばかりでした。。。

 

 

子供の口答えも、「だって、〇〇だったから」とか「でも、〇〇なんだもん」などは、まぁカワイイものです

 

「ママなんか大っ嫌い」

なら、反撃できなくて悔しくて、知ってる言葉の中でもすぐ思いつく言葉だからなんで、そんなに狼狽えませんが。。。

 

「産まなきゃよかったじゃん」

「死んでしまいたい」

こんな事を言われてしまったら。。。(--;

 

それも、たかが宿題で。。。

 

今回は、私自身が冷静に子供に接していけるように、子供が思わず言ってしまった「口答え」の「言葉」の真意、どんな対処が望ましいのかを考えてみました

 

何といっても、幸せな子供でいて欲しい、幸せな人生を歩んで欲しい、と、切に願っているのに。。。

 

親子の関係性について、考え直すいい機会にしたいと思ったのです

 

子供の「産まなきゃよかったじゃん」の真意

単純に、叱られたり注意されたり怒られたりして、自分が悪かったとは思えない、自分の正当性を主張できない時、深い意味はなく、自分を「否定してくる」「肯定してくれない」のをやめて欲しいのではないか?

  

生まれてきて欲しくなかったなんて思ってないのに、そう思っているからなんだ・自分はいなければいいんだと、すごい勘違い・思い込みをしてしまっているのです

 

何故って、子供の世界はまだ狭いからです

自分が想像できる範囲内にしか思い致せないのです

 

からしてみれば子供のためを思って言ったりしたりすることが、子供には思いのほか負担だったのです

 

試しに子供に「欲しいモノ」「したいこと」「嬉しかったこと」を聞いてみた時、欲しいモノやしたいことのスケールが驚くほど小さい。。。嬉しかったことがごく単純でした

 

兎に角、世界がまだ狭いのだと、改めて思いました

 

自分が言ってしまった「言葉」に、親がどんなに傷ついてしまうのか、想像できないのです

 

「自分の事そんなに嫌いなら、産まなければよかったじゃん」

というのは、裏返すと「肯定して欲しい」というサイン

 

未就学児までは、こんな言葉で口答えすることはなかったですので、彼も成長したのです

 

小学生になってすぐは、毎日好きに遊べなくなり、小学校がつまらない、と言っていたのを思い出しました

 

だいぶ慣れた6月くらいには、今日の授業は面白かったとか、毎日出る宿題も学童で終わらせたり、帰ってすぐやってしまう事が殆どでしたから、彼なりに我慢したり、頑張っていたのでしょうし、まだまだ甘えたいアピールなのだと思いました

 

話を聴いて、受け止めてあげよう

「そう思ったんだね」

と、先ずは受け止めてあげられたらよかったんだと思いました

 

親に嫌われていると思い込んだまま大人になってしまったら、取り返しがつきません

できてしまった溝は、何年経っても埋まらないでしょう

 

 どんなにショックでも、取り乱してはいけませんでした

落ち着いて、親だって傷つくんだと、悲しかったと伝えられたらよかったです

 

大袈裟かもしれない、逆に、もっと深刻に考えた方がいいのかもしれない。。。

 

答えはまだハッキリ出ません

 

そういえば、最近疲れが溜まっていました

夏休みで、毎日早起きして学童へ持たせるお弁当を作り、仕事から帰ったらすぐ夕飯・子供の世話や家事で、ゆっくり休む間がない。。。

 

そんなつもりはなかったけど、色々な苛立ちを、子供に向けてしまった

 

子供は、ママには笑顔でいて欲しいから、一緒に遊んで笑って欲しかったのかもしれません

 

彼が思い付く、楽しいこと=遊ぶこと、だから

 

ママがニコニコしていないと、「何か自分が原因なんだろうか?」「自分は悪い子なんだろうか?」と不安になるので、彼もモヤモヤ、苛立っていたのかもしれません

 

それに、本当に嫌いなわけないと思っているからこそ、口答えできるのでしょう

 

一旦受け止めてあげ、間違ってると思うことはハッキリ伝え、私も悪かったと思うことは謝ればよかった

 

そして、「あなたのことが大好き」ということを、繰り返し伝えればよかった

 

罰則はNGだった

例えば、「〇〇しないんだったら、〇〇はしてあげない」といった、罰則は逆効果でした

 

狭い世界の中で、欲しいモノやしたいことが占めている割合はいかほどでしょう?

 大半を占めているのではないでしょうか?

それを禁じられてしまったら?

 

この世の終わり。。。というほど、子供にとっては辛いことで、「じゃぁ、言うこと聴こう」とは思えないですよね

 

子供の口答えに親が傷つく前に、子供が傷ついていたのです

 

小さい子ほど、話し相手は親しかいません

安心感を得られるのは、自分のおうちしかないのに、ママが笑っていないから、どうしたらいいのかわからなかったんですね

 

少し世界が広がって、おうち以外に自分の居場所を確保できるようになったら、親から離れていくでしょう

 

口答えしてくるのは成長した証であり、もうすぐ離れてしまう前兆なのですから、傍にいられるうちに、たくさん甘えさせてあげようと、改めて思いました

 

子供が安心できるおうちを作っていきたいです

 

いつか自立して離れて行っても、「帰りたい」と思った時に、「いつでも帰っておいで」っておうち

 

子供を1人前扱いしつつ、甘えさせよう

私自身は、特に中間反抗期はなく、反抗期は親と対立するようなものではありませんでした

私にはあまり関心がない親だったからです

 

1人前未満

関心の対象にもならない存在だったのですね。。。

 

私が何をしようと、意見してくれたり、心配して止めることもなく、私はある意味自由でした

 

気が付いた時には、自分で自分を好きとは思えない子供になっていたのは確かです

 

親は自分の人生に精一杯で余裕がないのだ、と、早々に温かい関係を求めるのはやめ、少しでも早く自立すること、自分の居場所を確保することを目指しました

 

うちの子は、口答えしてくるということは、私のように諦めてはいない、と思いました

 

今からでも遅くはない、笑顔でいられるように、好きなだけ甘えさせる余裕が持てるよう、ママ、頑張らなくちゃ

 

そして、彼が楽しいと思ってること、一緒に遊んであげよう

 

小学生になったから、自分のことを自分でできるように、甘やかしてはいけないと、急ぎ過ぎていたかもしれません

 

 

長々とお読み頂き、有難うございます

個人的な、心の整理のために書いたのですが、子供との接し方にお困りの方の、ご参考にして頂けたら嬉しいです♪

 

 

ちょっとしたおまけで。。。