中間反抗期の子供の「口答え」の真意 先ずは受け止めてあげよう
うちの子は、まだ小1(6歳)なのですが、つい先日「産まなきゃよかったじゃん」って言われてしまったんです。。。
夏休みの宿題の中で、「つまらない」「面倒くさい」ヤツを先延ばししてなかなか進まず(全くやらないわけではないけど、この分では夏休み中に終わらない。。。)、気の進まない宿題を何とか楽しくやれないものかと、アレコレとモチベーションを上げたり、無理強いせずに彼のペースでできるようにしてきたのですが、もう1週間しかない!との焦りから、我慢してきた怒りをぶつけてしまった時のことです。。。
驚きと悲しみで、その後どう返したらよいのか、どう接していけばいいのか?
強烈な「言葉」に、戸惑ってしまうばかりでした。。。
子供の口答えも、「だって、〇〇だったから」とか「でも、〇〇なんだもん」などは、まぁカワイイものです
「ママなんか大っ嫌い」
なら、反撃できなくて悔しくて、知ってる言葉の中でもすぐ思いつく言葉だからなんで、そんなに狼狽えませんが。。。
「産まなきゃよかったじゃん」
「死んでしまいたい」
こんな事を言われてしまったら。。。(--;
それも、たかが宿題で。。。
今回は、私自身が冷静に子供に接していけるように、子供が思わず言ってしまった「口答え」の「言葉」の真意、どんな対処が望ましいのかを考えてみました
何といっても、幸せな子供でいて欲しい、幸せな人生を歩んで欲しい、と、切に願っているのに。。。
親子の関係性について、考え直すいい機会にしたいと思ったのです
子供の「産まなきゃよかったじゃん」の真意
単純に、叱られたり注意されたり怒られたりして、自分が悪かったとは思えない、自分の正当性を主張できない時、深い意味はなく、自分を「否定してくる」「肯定してくれない」のをやめて欲しいのではないか?
生まれてきて欲しくなかったなんて思ってないのに、そう思っているからなんだ・自分はいなければいいんだと、すごい勘違い・思い込みをしてしまっているのです
何故って、子供の世界はまだ狭いからです
自分が想像できる範囲内にしか思い致せないのです
親からしてみれば子供のためを思って言ったりしたりすることが、子供には思いのほか負担だったのです
試しに子供に「欲しいモノ」「したいこと」「嬉しかったこと」を聞いてみた時、欲しいモノやしたいことのスケールが驚くほど小さい。。。嬉しかったことがごく単純でした
兎に角、世界がまだ狭いのだと、改めて思いました
自分が言ってしまった「言葉」に、親がどんなに傷ついてしまうのか、想像できないのです
「自分の事そんなに嫌いなら、産まなければよかったじゃん」
というのは、裏返すと「肯定して欲しい」というサイン
未就学児までは、こんな言葉で口答えすることはなかったですので、彼も成長したのです
小学生になってすぐは、毎日好きに遊べなくなり、小学校がつまらない、と言っていたのを思い出しました
だいぶ慣れた6月くらいには、今日の授業は面白かったとか、毎日出る宿題も学童で終わらせたり、帰ってすぐやってしまう事が殆どでしたから、彼なりに我慢したり、頑張っていたのでしょうし、まだまだ甘えたいアピールなのだと思いました
話を聴いて、受け止めてあげよう
「そう思ったんだね」
と、先ずは受け止めてあげられたらよかったんだと思いました
親に嫌われていると思い込んだまま大人になってしまったら、取り返しがつきません
できてしまった溝は、何年経っても埋まらないでしょう
どんなにショックでも、取り乱してはいけませんでした
落ち着いて、親だって傷つくんだと、悲しかったと伝えられたらよかったです
大袈裟かもしれない、逆に、もっと深刻に考えた方がいいのかもしれない。。。
答えはまだハッキリ出ません
そういえば、最近疲れが溜まっていました
夏休みで、毎日早起きして学童へ持たせるお弁当を作り、仕事から帰ったらすぐ夕飯・子供の世話や家事で、ゆっくり休む間がない。。。
そんなつもりはなかったけど、色々な苛立ちを、子供に向けてしまった
子供は、ママには笑顔でいて欲しいから、一緒に遊んで笑って欲しかったのかもしれません
彼が思い付く、楽しいこと=遊ぶこと、だから
ママがニコニコしていないと、「何か自分が原因なんだろうか?」「自分は悪い子なんだろうか?」と不安になるので、彼もモヤモヤ、苛立っていたのかもしれません
それに、本当に嫌いなわけないと思っているからこそ、口答えできるのでしょう
一旦受け止めてあげ、間違ってると思うことはハッキリ伝え、私も悪かったと思うことは謝ればよかった
そして、「あなたのことが大好き」ということを、繰り返し伝えればよかった
罰則はNGだった
例えば、「〇〇しないんだったら、〇〇はしてあげない」といった、罰則は逆効果でした
狭い世界の中で、欲しいモノやしたいことが占めている割合はいかほどでしょう?
大半を占めているのではないでしょうか?
それを禁じられてしまったら?
この世の終わり。。。というほど、子供にとっては辛いことで、「じゃぁ、言うこと聴こう」とは思えないですよね
子供の口答えに親が傷つく前に、子供が傷ついていたのです
小さい子ほど、話し相手は親しかいません
安心感を得られるのは、自分のおうちしかないのに、ママが笑っていないから、どうしたらいいのかわからなかったんですね
少し世界が広がって、おうち以外に自分の居場所を確保できるようになったら、親から離れていくでしょう
口答えしてくるのは成長した証であり、もうすぐ離れてしまう前兆なのですから、傍にいられるうちに、たくさん甘えさせてあげようと、改めて思いました
子供が安心できるおうちを作っていきたいです
いつか自立して離れて行っても、「帰りたい」と思った時に、「いつでも帰っておいで」っておうち
子供を1人前扱いしつつ、甘えさせよう
私自身は、特に中間反抗期はなく、反抗期は親と対立するようなものではありませんでした
私にはあまり関心がない親だったからです
1人前未満
関心の対象にもならない存在だったのですね。。。
私が何をしようと、意見してくれたり、心配して止めることもなく、私はある意味自由でした
気が付いた時には、自分で自分を好きとは思えない子供になっていたのは確かです
親は自分の人生に精一杯で余裕がないのだ、と、早々に温かい関係を求めるのはやめ、少しでも早く自立すること、自分の居場所を確保することを目指しました
うちの子は、口答えしてくるということは、私のように諦めてはいない、と思いました
今からでも遅くはない、笑顔でいられるように、好きなだけ甘えさせる余裕が持てるよう、ママ、頑張らなくちゃ
そして、彼が楽しいと思ってること、一緒に遊んであげよう
小学生になったから、自分のことを自分でできるように、甘やかしてはいけないと、急ぎ過ぎていたかもしれません
長々とお読み頂き、有難うございます
個人的な、心の整理のために書いたのですが、子供との接し方にお困りの方の、ご参考にして頂けたら嬉しいです♪
ちょっとしたおまけで。。。